婦人科疾患

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当院は逆子治療で来院される方が多く、その関係からか一般的な婦人科疾患(PMS・生理痛・生理痛・更年期障害)を始め、産前産後のトラブルに悩まされている患者さんも沢山来院されています。

その中でも特に多い症状が、PMSを始めとした生理痛・生理不順等の生理に関する問題で、次に乳腺炎(痛み、張り感、母乳の出が悪い等。)、そして、産後鬱(マタニティブルー)です。

当院では、逆子治療と同様に代々受け継がれている産婆さん(助産師)の技術と、お灸(マッサージ)を組み合わせて、これらの症状に対して積極的に改善や予防を行っております。また、不妊症等や頑固な冷えには高出力を誇る遠赤外線治療機も使用しております。遠赤外線治療機は体の深部まで温まる温熱効果だけではなく、温泉に入ったようなリラックス効果も期待できるため、患者さんからの評判は大変良いです。

基本的に30分で行う「基本コース」で十分ですが、辛い部位が多い方は60分で施術を行う「じっくりコース」か、「60分マッサージコース」に移行しています。併設薬店のしんあい堂で販売している漢方薬を取り入れた総合的な治療も行っております。

人形町治療院漫画~来院編~

PMS・生理痛・生理不順、更年期障害

約80%の女性が経験したことのある不快な症状です。
あえて細かく説明する必要はないと思うのですが、世の女性の大半がこれらの症状に悩まされていると聞き及んでおります。お灸やソフトなマッサージを組み合わせた施術を行います。

巷では、これらの症状に対してロキソニンや抗うつ薬の様な強い薬が乱用されていますが、なんと言っても漢方薬との相性が抜群で、實母散や女性の聖薬と言われている加味逍遙散、当帰芍薬散等を日常生活に取り入れて頂くと、より一層充実した毎日を過ごすことが出来るでしょう。

併設薬店のしんあい堂で販売している散剤(加味逍遥散などの○○散)は、今ではすっかり珍しくなった100%原末生薬で作られた本物の漢方薬です。市販されているインスタント漢方薬とは効きが違います。お値段も約20日分で2500円と非常にリーズナブルですので、自信を持ってお勧め出来る逸品です。

乳腺炎、乳口炎、胸の張り、しこり、母乳の出が悪い等

授乳期間に発生する胸部の炎症や、張り、しこり等を指します。
最初は微妙な違和感でも、放置すると胸が岩のように固くなったり、激しい痛み、白斑、高熱等の症状が現れますので、やや厄介な疾患と言えます。当院では2014年頃からこれらの症状に悩まされている患者さんが急激に増え始め、2020年の段階で産後ケアで来院される疾患のベスト2になっています。

これらのケアは婦人科や助産所等でも行われていますが、当院の施術は低刺激のマッサージとお灸(お灸は原則的に患部には施しません。)を組みあせて行いますので、消炎鎮痛効果が極めて高く、比較的重症化した方でもリラックスした状態で施術を受けることが出来ます。疾患の特性上、患部に触れる必要がございますので、この点だけはご理解願います。

なお、施術と並行して漢方薬を取り入れると、より一層早く症状を軽減させることが出来ます。特に母乳の出が悪い方には、漢方薬の使用を推奨しております。

つわり

妊娠初期に訪れる悪心や吐き気、食欲不振等です。
妊婦さん全員が経験するわけではなく個人差が非常に大きい点が特徴なのですが、ひどい方は点滴や入院を伴う場合があり、大変厄介な症状です。当院は「つわり」に対しても積極的な施術を行っています。基本的にお灸や併設薬店の「しんあい堂」で販売している漢方薬を使います。

お灸を施す場所は手足、腹部、胸部が中心となります。悪心を一日中感じる方は自宅灸が大変効果的です。自宅灸を施しながら、当院で専門的な施術を週1~2回行います。

 

産後うつ(マタニティーブルー)

産後に発症する鬱(うつ)症状を指します。
それぞれ程度は異なりますが、産後は周囲の環境が著しく変化するため、イライラや不眠、不安等が現れます。最新のデータによると、約8割のお母さんが何らかの悩みを抱えていると言われています。抗うつ剤や睡眠導入剤の様な強い薬を服用している方が多いのですが、当院の場合は、鍼灸マッサージ、漢方薬で優しく改善致します。

肩こり、腰痛、腱鞘炎、その他の痛みや痺れ

育児中の体に過度な負荷がかかり、筋肉や関節に痛みや痺れが現れます。
これらの筋肉痛、関節痛には鍼灸マッサージが有効ですが、特に痛みに対してはYNSA(山元式新頭針療法)超音波療法が効果的です。また、漢方薬や、糾励根(きゅうれいこん)の様な生薬で出来た安全な貼り薬を積極的に取り入れることにより、より一層、回復力を高めることが出来ます。

なお、腱鞘炎は女性ホルモンが関連している可能性も高く、改善するまでに時間がかかるケースもございます。

安産のお灸(産前の諸問題)

お灸とマッサージを主とした優しい施術を行います。
明治時代から代々受け継がれている安心で安全な手技で、下記のような効果が期待できます。また、お灸を施した妊婦さんは安産になる傾向が高く、6時間ほどで出産に至る方が多いです。むくみが気になる方には、フランス流のオイルマッサージも施しております。

なお、鍼灸マッサージと流産の関連性ですが、全くございませんのでご安心ください。

鍼灸治療で流産する?
くま 鍼灸で流産したっていう話を聞いたけど、本当なの? 院鳥 絶対しません! 当院では逆子治療や不妊治療で来院される患者さんが極めて多く、鍼灸治療と流産の関係について結構な頻度で質問を受けます。果たして、鍼灸と流産の関連性はあるのでしょうか
・冷えを改善し、体調を整える
・スムーズな出産が期待出来る
・足のむくみ、違和感を軽減
・母乳の出が良くなる
・ストレスの軽減
・便秘の軽減
・つわりの軽減
・陣痛の軽減
・赤ちゃんの消化器系が強くなる

その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。直ぐに回答が返ってくるLINEがお勧めです。